はじめまして。
毎年冬季うつに悩まされている20代女子です。
冬季うつについて悩んでいた際に、ネット上に経験談ブログみたいなものがあまりないと思い、この記事を書いています。
この記事が冬季うつと闘っている方のためになればいいなと思っています。
冬季うつに気づいたきっかけ
大学4年生の12月になんだか心身の調子が悪いことに気づきました。
以下、最初に私が異変に気付いた症状です。
- 特に何かあった訳ではないのに、何かとネガティブになり、涙が出る。
- 夜に考えすぎて眠れない。
- 疲れていた訳ではないのに、寝すぎてしまった。
- 無性に炭水化物が食べたい。
なんだかおかしいなと思い、自分の症状をネットで検索し始めたのが始まりです。
そもそも冬季うつとは?
冬季うつという言葉自体、あまり知らない方が多いんじゃないかと思います。
私も自分が発症するまで、聞いたこともなかったです。
以下のように紹介されています。
晩秋から冬にかけて悲しく憂鬱な気分になり、以前は楽しみだった活動に興味がわかず、疲労感が募り、無力感や罪悪感にかられる・・・このような季節性の抑うつ気分が、「冬季うつ(ウインター・ブルー)」です。
女性や若年者に比較的多いとされ、我が国の一般人口を対象に行なった調査においては、2.1%に疑われたと報告されています。
またうつ病の人の10-20%が冬季うつを経験するともいわれています。冬季うつの特徴は、「過食」、「過眠」そして「体重増加」。食欲不振や不眠になることが多い一般のうつとの大きな違いです。
豊橋ハートセンター “ウインター・ブルー(冬季うつ)” 気のせいではなかった!冬に気分が落ち込む理由とは
また冬季うつの原因についても以下のように説明されています。
なぜ冬季うつは起こるのか?これには日照時間が大きく影響しています。
冬は健常人でもセロトニン分泌量が減ることがわかっています。日照時間が短くなると、体内時計をつかさどるメラトニン分泌のタイミングが遅れ、また脳内神経伝達物質のセロトニンやドーパミンなどモノアミンが減少し、抑うつを引き起こしやすい傾向になりますこうした変化に敏感な人は、通常の人よりもウインター・ブルーに陥りやすい特性があります。
豊橋ハートセンター “ウインター・ブルー(冬季うつ)” 気のせいではなかった!冬に気分が落ち込む理由とは
冬になると、朝は布団から出られず、つい長く寝てしまう。また寒い時期には炭水化物や甘いものが食べたくなることも。これらは寒さのせいと思われがちですが、実は日照時間が短いことが影響しているのです。冬季うつは北欧など冬に日照時間が極端に短くなる高緯度地域に多いとされています。日本でも北国に多く発症します。春が近づき日照時間が長くなると症状は自然に治ります。
なぜ私が冬季うつになったのか?
私は大学生のときにヨーロッパへ1年間交換留学していました。
私が留学した国は日本よりも高緯度地域だったので、太陽が出ている時間が日本と比べると短かったです。
つまり、日の出は日本より遅く、日の入りは日本よりも早いということですね。
また秋から冬にかけては、ほとんどが曇りと雨で、そもそも晴れている日が少なかったので、それが追い打ちをかけていたと今なら思います。
単純に、慣れない異国の地での生活のストレスというの大きかったと思います。
冬季うつの具体的な症状
私は冬になると具体的に以下のような症状が出てきます。
- 倦怠感
- 無気力
- 常にネガティブになりがち
- 食欲が増える
- 睡眠時間が長くなる
- 逆に夜は眠れない
それぞれ見ていきましょう。
- 倦怠感
何をするにもめんどくさい、疲労が先行します。
- 無気力
私の趣味は旅行なのですが、趣味でさえもめんどくさくなって、やりたくないと思い始めました。大好きな趣味がここまで楽しめなくなるなんて、自分でも驚きとショックでした。
- 常にネガティブになりがち
嫌なことがあった訳でもないのに、全てが不安になり、勝手に涙が流れてきましたね。特に夜は寝る前に考え事をして、ネガティブモードになりがちです。
- 食欲が増える
冬は特に甘いものと炭水化物が欲しくなります。ある日はコンビニのお弁当を食べた後に、さらにおにぎりを2つ買うほどでした。
- 睡眠時間が長くなる
ある日気づいたら12時間以上寝ていたことがありました。さすがに最近は12時間以上寝ることはないですが、他の季節に比べて冬は睡眠時間が1時間ほど長くなりがちです。
- 逆に夜は眠れない
寝すぎているのか、夜には眠れないことが多々ありました。さらにネガティブな想像ばかりして、不安で眠れないということも。
まとめ:冬季うつって辛い
冬になると調子が悪くなるという方、冬季うつを疑ってみてもいいかもしれません。
世界から色が消えたような感覚で何をしても楽しくない、楽しめない。
ただそんな辛い思いをするのも冬だけです。
できる範囲での対策をして、春が来るのを一緒に待ちましょう。
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